ちょっと分量的に度を過ぎているとのお叱りを覚悟で張るが、わからない人には「何がなんだかわからない」という、お金経済学的な意味での性質について、本当に初級の知識をつけるには最適の物語ではないかと思う。

たくさんの貝殻を前にした正ちゃん・Qちゃんの会話から、ストーリーは始まる・・・・。

(1)

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おいおい、すごい無政府的なご議論ですぜ。正ちゃんは革命家の素質アリ。


(2)

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武力、暴力によって格差は生まれる。万人の万人に対する闘争。

(3)

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しかし、平和的な交易によって、武力による収奪のし合いではない、価値の交換が生まれる。

(4)

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そしてフリーマーケット、自由市場誕生する。共同体内部ではなく、異なる人々がさまざまな商品を持ち寄る。

(5)

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貨幣価値が統一されることが、経済活動をスムーズに保つ条件。

(6)(7)

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しかし、流通する貨幣の量が増えれば、あっという間に物価は急上昇(インフレ)。マーケットから商品も消える


(8)

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そして、勝手に独自の貨幣流通させることは、国家への大反逆であった。政府の圧力によって「貝殻コンミューン」は崩壊する。さくらんぼの実る頃。



・・・いや、紹介する人間(俺)が経済学はよくわからんから誤解があるかもしれんが(笑)、それでも子ども時分に、こういうぐらいのことを、例えば小学校先生のちょっとした解説も含めて教えてあげれば、インフレデフレとかお金の性質を後から学ぶとき「あ!このことか!!」とピンとくる、いい階段になるのではないか。

もちろん、藤子・F・不二雄さんがそういう啓蒙、うんちくの話としてこれを描いたわけではない(最後のオチは経済学とは関係ないネタだし)のだし、そういう薀蓄漫画に堕してはいけないのだが。

引用ーはてなダイアリー